平山の農作業はスケール感が違う
平山の農作業はスケール感が違う
下記のYouTube動画が参考になりました。
「腐った木」を埋めて植物を育てる — なぜ私たちはこの古代の方法を忘れてしまったのでしょうか?
畑に腐った木を埋めることには下記の5つの効用があります。
(1)スポンジ
腐った木がスポンジ状になり、水を貯える。
(2)発熱
微生物が腐った木を分解することにより、熱を発生させる。
(3)栄養素の供給
腐った木の分解により、窒素、リン酸、カルシウム、マグネシウム、必須微量栄養素が供給される。
(4)塚
木の上に塚を築くことにより、微気候を作り出す。→多様な作物を作れる。
塚により、排水性が良くなる。
(5)ストレスフリー
水、熱が安定することにより、作物がストレスフリーになる。
エネルギーが免疫システムの強化に向かう。
エネルギーが二次代謝産物に向かう。
上記効果は10年以上続くそうです。
2025年の夏は猛暑で、且つ、少雨でした。
そのため、ヤーコン、里芋はほとんど収穫できませんでした。
今年はこの農法を試します。
話題の「菌ちゃん農法」もこの農法に近いので、今後研究します。
会社の近くのスーパーで「EMそだち」と書かれたチンゲン菜を見かけました。
出荷元は茨城県北浦みつば連合出荷組合です。
包装の裏側に次の説明が書かれていました。(左の写真の右側に写っていますが、白字なので、よく見えません。)
EMそだちとは・・・
野菜作りの基本は土作り。
私達は、琉球大学比嘉照夫教授が開発された光合成細菌・酵母・乳酸菌等、約八十種の、有用微生物群(英語の略でEM)と米ぬか・油カス・カニガラ等の有機資材を利用し、土を作り野菜を育てています。
「EMそだち」の野菜は、おいしいのが特徴。是非お召し上がりください。
EM農法は30年以上前に確立された有機農法の一種です。
通常の有機農法でも、有機物から堆肥を作ります。その場合、土中の微生物によって有機物が堆肥になります。
また、鶏ふんなどの有機肥料は土中で微生物によって分解され、無機物(窒素、リン酸、カリウムなど)となり、植物に吸収されます。
堆肥を作るのも、有機肥料を分解するのも土中に常在している微生物です。
それに対し、EM農法は積極的に有用微生物群を投入します。詳細は「株式会社EM研究所」参照。
私は、EM農法についての認識は次のようなものでした。
したがって、スーパーに流通する野菜に使われていたので、驚きました。
過去の関連記事:
土中の有害な微生物、雑草の種子を殺すために、従来より農薬(バスアミド微粒剤など)による土壌消毒が行われてきました。
しかし、農薬による土壌消毒だと、有用な微生物も殺してしまいます。
そのため、太陽熱土壌消毒が考案され、広まっています。
参考資料:酷暑を逆手に!農研機構に聞く「太陽熱土壌消毒」の効果的な利用方法とは
私も太陽熱土壌消毒を行っています。
太陽熱土壌消毒のやり方は次のとおりです。
左は、太陽熱土壌消毒した畝にラッキョウ(少し芽が出ているもの)を植えてから2週間後に撮った写真です。
普通に畝たてをしたら、1週間で雑草の芽が出てきますが、この写真には全く雑草が見られません。
但し、太陽熱土壌消毒は地表から10cm~20cm程度にしか効きません。
左の写真の左上に輝いて立ち上がっている雑草が見えます。
これはヤブガラシです。
ヤブガラシは地中奥深くに地下茎を張り巡らすので、太陽熱土壌消毒では死にません。
参考過去記事:ヤブガラシの逞しい地下茎
太陽熱土壌消毒のやり方 6 で耕耘しなかったのは、耕耘すると地中奥深くで生きている種が地表に出てきてしまうからです。
逆に、農薬による土壌消毒は土中の全ての生物を殺すのに対して、深い層の生物は生かすところが太陽熱土壌消毒の良さでもあります。
6月5日に某農家を訪問した際、ビニールハウスの中を見せてくれました。
そのハウスでは春までトマトを栽培し、今は片付けも終わっていました。
そこではマルチシートはがさず、無肥料で、スイカ、ズッキーニを植えるそうです。
「無肥料で大丈夫なんですか?」と聞くと「土壌診断をするといつも肥料過多と出るから大丈夫」という答えでした。
コロナ以降、ZOOMによるオンラインセミナーが普通になりました。
私も7月12日(日)に、株式会社ナチュラル・ハーモニー主催の「今、改めて知っておきたい「種子」のお話」というオンラインセミナーを受講しました。
上の画像はオンラインセミナー(ZOOMの画面)のプリントスクリーンです。
セミナーでは遺伝子組み換え作物についても解説していました。
その中のほんの一部を紹介します。
例えば、納豆の包装には、「この納豆には遺伝子組み換え大豆は使用しておりません」等の文言が印刷され、原材料名には「丸大豆(遺伝子組み換えでない)」などと書かれています。(左の画像参照)
しかし、上記セミナーでは「発酵菌(麹菌、酵母菌、乳酸菌、納豆菌、キノコ類、その他酵母エキスなど旨味調味料の原料を生み出す菌)のほとんどは遺伝子を改変している」と言っていました。
納豆の原材料は大豆と納豆菌ですが、大豆は遺伝子組みでないとしても、納豆菌は遺伝子組み換えしています。また、たれに含まれる調味料の原料を生み出す菌も、おそらく遺伝子組み換えしています。
同セミナーでは「遺伝子組み換え技術は、医療の分野でも応用され飛躍的な進化を遂げている」とも述べていました。
この点は、数か月前に読んだ「誰も農業を知らない」(有坪民雄著)にも同様の記述がありました。
現在日本で使われている遺伝子組み換えを利用した製品として最も影響力が大きいのは、糖尿病の薬として使われるインスリンや抗ガン剤、抗ウイルス剤として使われるインターフェロンでしょう。
(「誰も農業を知らない」(有坪民雄著)より)
「誰も農業を知らない」では遺伝子組み換え作物についても肯定的に書かれています。
スーパーで小松菜を買ったところ、包装に「ステビア栽培 Stevia Cultivation YAMASASHUKKAKUMIAI 」「茨城県ヤマサ出荷組合ステビア栽培生産グループ」と印刷されていました。
ステビアは、パラグアイ原産のキク科の多年草で、葉から抽出した成分から低カロリーの甘味料が作られます。
近くのスーパーの食品売り場で調べたところ、次の食品に使われていました。
佃煮(しそしらす、山椒小魚)珍味(華にしん)、松前漬け、塩辛、いか明太、etc.
左の写真は、いか明太です。「甘味料(カンゾウ、ステビア)」と書かれています。
ステビアの葉茎は、肥料の原料としても利用されるそうです。
作物の生育が旺盛になり、食味もよくなるそうです。
(参考資料:ステビアとは)
ステビアを肥料として利用した栽培が「ステビア栽培」です。
2020年4月24日のANN NEWSで、千葉県の某農業生産法人の新型コロナによる苦境を取り上げていました。
その農業生産法人の主な出荷先は学校給食や飲食店です。
新型コロナによる休校や営業自粛のため、野菜の行き場が無くなり、毎日1トン以上を廃棄する状態となっているそうです。
しかし、全ての農家が苦境に陥っているわけではありません。
私は練馬区の農のサポーターとして、練馬区内の農家に援農ボランティアに行きます。
4月12日(日)に伺った農家は作った野菜のほとんどを自宅前の無人直売所で売っています。
私が着いたのは10時半でしたが、ほとんどの商品が売り切れていました。(無人直売所の開店は10時)
新型コロナが流行りだしてから、開店前に10人ほど並び、直ぐに売り切れてしまうようになったそうです。その農家にとっては売上増です。
自宅で料理するようになってたくさん野菜を買うようになったのか、不安で買いだめしているのか、あるいは、買いに来るのは近所のお年寄りなのでスーパーでの感染が怖くて無人直売所に来ているのか・・・。
但し、開店前の行列、開店直後の店内は3密かもしれません。
私がたまに行く炭火焼鳥の店では、頼めば、焼鳥に使った木炭の灰を無料でくれます。
木炭の灰はネットでも販売されています。しかも、5kg6,300円とか、10kg8,580円とかそこそこの価格です・・・。
その焼鳥屋さんでは、ビニール袋10数個に入れて、合計10kgくらいの灰を一度にくれます。焼鳥屋さんも処分に困っているのかもしれません。
木炭の灰は、カリウム、石灰分(酸化カルシウム)を多く含むアルカリ肥料です。
カリウムは、「根肥(ねごえ)」とも呼ばれます。根の発達の促進に効果があります。
また、植物の生理作用を円滑にさせ、生長を促進させます。
耐病性、耐寒性強化にも効果があります。
(関連記事:「化成肥料の基本」、「元肥は山型、追肥は谷型」)
2016年に施工された食品表示法により、加工食品の栄養成分表示が義務化されました。
下は丸大食品のフィッシュソーセージの包装紙です。これを例にして食品表示について解説します。(関連記事:JASマーク、有機JASマーク)
2016年4月1日に施行された食品表示法は、それまで食品衛生法、JAS法、健康増進法の3つでそれぞれ定められていた食品表示に関する規定をひとつの法律にまとめたもの。併せて加工食品の栄養成分表示が義務化され、ナトリウム表記は食塩相当量に変更。他にもアレルギー表示や製造所固有番号のルールなどが変更された。(「日本農業検定1級テキスト」より)
下の画像でも、栄養成分表示が見られます。また、ナトリウムの食塩相当量が記載されていることが分かります。
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