オーキシンとサイトカイニン
植物の生長に関わる重要ホルモンに、オーキシンとサイトカイニンがあります。
参考となるYouTube動画:植物を支配するホルモンバランス【剪定基礎講座2025③】植物ホルモン1
オーキシンは頂上部分(特に若葉)で生成され、根に向かって(重力の方向に)下りていきます。
頂上の芽を伸ばすよう(下の芽の生長を阻害するよう)指示を出しながら、下りていきます。これを「頂芽優勢」と言います。
オーキシンは濃度が薄い間は、特に根の生長を促進しますが、濃度が濃くなると、逆に生長を抑制します。
一方、サイトカイニンは地下(白根、細根)で生成され、地上部に上り、発芽を促します。
植物は季節によって次のように生長します。
【冬】先に地下部が成長し、サイトカイニンを生成し、それが地上に送られ、芽吹きます。
(上の写真は去年の12月30日に健康BB農園で撮影したものです。既に芽吹いていることが分かります。)
【春】芽吹くとオーキシンが生成され、下に送られ、根が伸びて、養分を吸収し、地上部が伸びます。
【夏】根にオーキシンが溜まりすぎて、根の伸びが止まり、地上部の生長も止まります。
剪定とは、芽を数を減らし、根が生長する期間が長くする作業です。
芽が減れば、オーキシンが減りますが、サイトカイニンの量は減りません。
したがって、サイトカイニン優勢となり、発芽し、新しい枝が出ます。オーキシンが少ないので、生長が抑制されません。
左の写真は1月29日(木)に撮影した大塚駅前広場(TRAMパル大塚)のバラです。
大塚駅前広場は南大塚バラロードの起点で、多くのバラが植えられています。(過去記事「南大塚バラロード」参照。)
大塚駅前広場では5月に多くの花を咲かせたいので、1月に剪定します。
ブルーベリーやバラは、根元付近にサイトカイニンが溜まりやすい性質があり、根元付近から強い枝(シュート)が出ます。
上の写真で右に伸びた緑の枝は去年発生したシュートです。






















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